Sunday, December 31, 2006

Business to Business to Consumer

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今年最後のおススメ本です。昨日、帰省中の飛行機の中で一気に読み終えました。

この本は、PRの成功例として非常に有名な「キシリトール」が、どのようにしかけられていったのか、ということを当の本人が記録のごとく書き記した一冊。読者は、その経緯や手法を非常に理解しやすい形で学び取ることが出来ます。気がつくと2000億円規模になっている同商品の導入にかけて、どのような人たちが影で苦労していたのかということが、単なる成功物語という側面ではなく描かれているので、とても参考になりました。

今でこそPRの時代などといわれているけれど、やはりなかなか日本では根付いていない現状。その問題点も含めて言及しているので、頷くことも多いかな。私が担当してきたマーケティングPR(MPR)という職種と広報の違いとか、非常にわかりやすく説明されていて参考になります。

マーケティングに携わる人、PRに携わる人。ご一読あれ。

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